SJC-WCについて
SJC-WCは、Sun Certified Web Component Developer for the Java 2 Platformの略称です。サーバシステム開発に不可欠なサーブレット・JSPなどのプログラミング能力の包括的な知識をテストするのが目的です。
試験範囲は以下のようになっています。
(最新の情報を知りたい方は、Sunの公式サイトで確認することをお勧めします。)
- サーブレットテクノロジーモデル
- Webアプリケーションの構造と配備
- Webコンテナモデル
- セッション管理
- Webアプリケーションのセキュリティ
- JSPテクノロジーモデル
- 式言語(EL)を使用したJSPの構築
- 標準アクションを使用したJSPの構築
- タグライブラリを使用したJSPページの構築
- カスタムタグライブラリの構築
- J2EEパターン
サーバシステムの開発の経験がない方は、覚えることが多いです。
SJC-WCの試験時間・問題数・合格スコア
時間制限は135分で、問題数は69問です。SJC-Pよりも問題数も試験時間も減っています。
合格スコアは、62% (69問中 43問正解)となっています。
SJC-Pよりも高い正解数が求められます。
厄介なのは、試験時間がSJC-Pよりも40分短いことです。
1回見直しするくらいの時間しかありません。
SJC-Pと同じ感覚で受験すると、時間がなくて焦る可能性もあります。
SJC-WCの受験料
SJC-WCの受験料は、31,500円となっています。楽天などで購入すれば少しは安くなりますが、それでも十分に高額です。
会社が負担してくれる場合は何の問題もないと思います。
しかし、個人で受験するにはあまりにも受験料が高い気もします。
もちろん、それだけの価値がある資格です。
ですが、もう少し受験しやすいように受験料を下げてほしいものです。
SJC-WCの受験者数
SJC-WCは、SJC-Pの上位資格の中では最も受験者数が多いです。理由は、「和書の参考書が存在する」「SJC-Pの上位資格の中では難易度が低い」などがあります。
また、Javaはサーバシステムの開発で使用することが多いので、そういうところでもSJC-WCの受験者も必然的に多いのかもしれません。
試験対策 書籍